ネック部分を曲げて自分に合った角度で食べられる

加齢や病気などで通常のスプーンでの食事が辛くなってきたは多いのではないでしょうか? そうなってしまったら「誰かから食べさせてもらう」ことが一番簡単なことのように思えますが、一度介助での食事に慣れてしまったら、再び自分でスプーンを持って食べる方はそう多くありません。
介助での食事は、食事までの準備や誤嚥が起きないよう細心の注意を払うなど食べさせる方の負担はもちろん、食べる本人自身も自分のペースや分量で食べることができずむせたり食べこぼしたりとどちらにとっても大きな負担となります。
すぐ介助に移るのではなく出来る限り「自分で持って食べる」ことを応援してきたウィルアシストの中でバルーンシリーズは誕生しました。
バルーンシリーズ最大の特徴はネックの部分が自由自在に曲げられることです。上下左右、自由に変形させることが可能です。そのため、利き手を選ばず、加齢や病気などで手首を動かすことが難しくなった方でも自分の食べやすい角度にネック部分を曲げ、手首への負担を減らして食事ができます。※10回以上、90度の角度に曲げ伸ばしすると金属疲労を起こし折れやすくなります。
また、持ち手部分には樹脂の中でも軽いポリプロピレンを採用し、持ち手裏側の緩やかな2つのコブはすべり止めの役割を果たしています。太くて大きい見た目よりも軽く「すくい持ち」や「鉛筆持ち」「握り持ち」など様々な持ち方をしても安定感よく握ることができる設計です。
種類は食べる量によって選べる3サイズのスプーンにユニバーサルスプーン、フォークからご自身に合ったものお選びいただけます。フォークの刃先は口が開けにくい方でも食べやすいよう小さめですが、刺した食材を落とさないよう刃先を少し上めに設計してます。


「自分で食べる」ことを尊重し商品開発を行ってきたウィルアシスト。
「自分でスプーンを持って食事ができる喜びを何歳になっても感じていて欲しい」そう願っています。

バルーンシリーズ