「勤労感謝の日」とは、広く働く人々の勤労に向けて感謝を示す日のことです。食物を作ってくれる人、道具を作ってくれる人、服を作ってくれる人、住むところを提供してくれる人など。たくさんの働く人に支えられて私たちは生活を送っています。
勤労感謝の日は、もともと新嘗祭(にいなめさい)という五穀豊穣を祝う日本古来の風習が由来とされています。新嘗祭は収穫した農作物を天皇陛下が神々にお供えし、新米を食べてお祝いをするといった宮中行事でした。新嘗祭自体は全国各地に伝わる風習でしたが、戦後に宮中行事と国民行事は切り離され、現在は豊作を感謝するだけでなく、働くすべての人々へ感謝する日となったといわれています。
勤労に感謝といわれても具体的に何をするか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そんな方は普段がんばっている自分へ感謝してみましょう。米どころ新潟としては、新米と一緒に美味しいものをたくさん召し上がっていただくのがオススメです。水分をたくさん含んだ新米は柔らかく粘りがあり、香り高く美味しいお米です。ちょっと贅沢な食卓や外食など美味しいご飯は自分へのご褒美にぴったりです。
もちろん、家族や友人、職場の上司や同僚への周囲の人へ感謝の気持ちを伝ええる日としても素敵ですね。美味しいものを食べたり、温泉でゆっくり休んでみたり。仲の良い友人たちと遊びに出かけてみたりと今年の勤労感謝の日は自分自身を労ってあげてください。
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