ウィル・スリー [子供向け]

『お子様の行動分析から生まれた微調整が可能なカトラリー』

手の発達が遅れた障がい児向けに「食器具を通して日常生活の改善」を目的として開発されたウィル・スリー。
ウィル・スリーは、作業療法士・大西麗子先生の指導のもと、児童療育園での園児の動作分析を行い開発されました。
スプーンとフォークともに、持ち手の素材は形状記憶ポリマーを使用し、手の状態に合わせた形を作ることができます。
子供がスプーンを持つ過程には①握り持ち、次に②すくい持ち(手のひらを上に持つ)、最後に③親指、人指し指、中指で持つ三指持ちと、この3ステップが基本となり正しい持ち方を習得していきます。
しかし、障がい児にとって、この3ステップは、難しい変化だと言われています。ウィル・スリーは、ラグビーボール型の特徴的な形の持ち手とその素材である形状記憶ポリマーにより、微調整が可能なため、障がい児でも、3ステップの動きを促しやすい構造になっています。三指持ちに近い動きができることで、指先だけを動かす練習となり、細かい作業ができるようサポートすることにもつながります。
ヘッド部分を下に曲げると、お皿から料理をすくいやすくなります。(※手の状態により個人差あり)ラグビーボール型の持ち手の握りをさらに太くしたい時は、穴を広げてください。
【2007年キッズデザイン賞受賞】
手や指の変形、痛み、握力の低下などで握る力が弱いお子様、手首、ひじ、肩の関節に運動障害があるお子様、握る力がない人、手の小さな高齢者にも安心してお使いいただけます。