「年齢問わず持ちやすい、ユニバーサルデザイン」

「軽くて持ちやすい」でご好評いただいているライトシリーズ。そんなライトシリーズの持ちやすさの秘密をご紹介します。
ライトシリーズの持ち手は「モナカ」と呼ばれる中身が空洞の特殊な製造方法で作っています。一見、1枚のステンレスからできているように思えるライトシリーズ。実は部品を溶接して作っています。通常人間は、細い・平たいものよりも太いほうが持ちやすいとされています。そのためライトシリーズは、ふっくらとした持ち手と見た目以上に軽さで持ちやすい仕上がりとなっています。このモナカ構造は一般的にはディナーナイフなどに使用されています。
一般的なモナカ構造で使われる材料の厚みは1.2~1.4mmと言われていますが、ライトシリーズでは0.8mmと材料の厚みでも 薄く、軽さにこだわっています。この材料を①ヘッド部分(スプーンやフォーク)②持ち手上③持ち手下と 3つの部品を別々に作り、最後に溶接してつなぎ合わせつなぎ目にきれいに研磨し完成です。丁寧に磨かれたつなぎ目も、手にしっかりと馴染む持ちやすさの一つです。
ライトシリーズは、口を大きく開けにくい方でも食べやすいよう、スプーンフォークともに一般的なものよりも小さく作っています。スプーンのヘッド部はどの角度からでも食事ができるよう丸い形で、手前が深く持ち手に行くにつれて浅くなっています。そのためスプーンにすくった食事は手前の深い部分に残り食事がしやすくできています。また、ライトフォークシリーズの歯は短めに設計されています。刃が長くないので安全ですが、食品をしっかり刺すこともできます。
ライトシリーズはウィルアシスト商品の中でも種類が13種類とたくさんあります。 用途によりヘッド部分の選択肢が豊富です。 左右に曲がっているタイプは、手や指の障害などで口元まで食事ができない方向け。 ライトチャイルドは洋食器を始めて使うお子様向けで、幼稚園・保育園などで年間約10万本販売しています。カトラリーのバランスがいいので長時間の快適にお食事できます。



ライトシリーズは、病院での使用や介護・老健施設を始め、幼稚園や保育園、一般企業の食堂やレストラン、ご家庭用と年齢問わず誰でも使えるユニバーサルデザインカトラリーとして広くご使用いただいております。発売してから20年以上販売しているロングセラー商品となったのは、使う人の目線に立った商品だからでしょうか。

ライトシリーズ